イルカ漁妨害に備え海保が訓練/太地・和歌山

2023年08月24日 16時52分

社会経済

太地町でイルカなどの小型鯨類の追い込み漁が来月(9月)から始まるのを前に第五管区海上保安本部はきょう(24日)反捕鯨団体による妨害行為に備えた警備訓練が太地漁港で行われ、海上保安官ら30人が参加しました。

訓練は反捕鯨団体の活動家が小型ボートで漁業を妨害したとの想定で行われ、海上保安本部のゴムボートが逃走した活動家を追い詰め、海上保安官が取り押さえました。

太地町は漁の期間中、漁が行われている湾の海域でドローンの飛行を禁じているため、ドローンを操縦している活動家に警告して退去させる訓練も行いました。

漁を行う太地いさな組合の土山正樹副組合長は、「訓練は大変ありがたい。許可を受けているので、胸を張って漁を続けたい」と話しています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55