台風7号の県内の農林水産業被害9千700万円に/和歌山

2023年08月24日 16時05分

災害・防災社会経済

今月(8月)14日から15日にかけて県内の上陸して近畿地方を縦断した台風7号による県内の農林水産業への被害金額は9千700万円に上ることがわかりました。県がまとめてわかったもので、果樹が落下したり、稲が倒れるなどの被害が確認されました。稲や柿、桃などの農地へ被害面積は紀北地方を中心に534ヘクタールで、紀の川市では桃の木の枝が折れるなどの被害が出ています。また県内の広い地域でビニールハウスへの被害が145か所で確認されています。畜産関係では和歌山市や新宮市、串本町で牛舎の屋根や壁への被害が確認されました。また田辺市では雨の影響で農地の畔が崩れるなどの被害が報告されています。水産業では漁船が転覆したり、漁業施設の屋根が飛ぶなどの被害がありました。また和歌山市や田辺市などの林道では法面が崩れるなどの被害がありました。

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