2023年度の和歌山県学校基本調査の結果速報
2023年08月23日 18時54分
文部科学省による、今年度(2023年度)の学校基本調査の結果速報が、きょう(23日)公表されました。和歌山県内では、学校数、児童・生徒数ともに減少傾向が続いています。
調査は、ことし5月1日現在の速報値が示されていて、このうち、県内の学校や幼稚園などの数は、幼稚園が昨年度(2022年度)より2件減って63カ所、小学校が6件減って240カ所、中学校が1件減って126カ所、特別支援学校が1件減って11カ所となりました。幼保連携型認定こども園と、義務教育学校、高校の数は昨年度と同じでした。
在学している児童や生徒、園児の数は、幼稚園が昨年度より303人減って3695人、認定こども園が98人減って7715人、小学校が891人減って4万2164人、中学校が434人減って2万3002人、義務教育学校が11人減って749人、高校が365人減って2万2311人となった一方、特別支援学校は昨年度より29人増えて1645人となりました。
小学校は1982年度から42年連続で、高校は2011年度から13年連続で減少しています。
小学校の児童は、過去最多の1958年度には13万9700人だったのが、今年度は3分の1以下に、中学校と高校の生徒も、過去最多だった昭和30年代後半から昭和40年代初頭と比べて、中学生は3分の1以下、高校生も半分以下に減少しています。