ぶどう狩りシーズン到来「有田巨峰村」オープン

2023年08月20日 17時32分

社会

有田川町の観光農園「有田巨峰村(ありだきょほうむら)」で、きょう(20日)、オープンセレモニーが行われ、ぶどう狩りを楽しむ家族連れの歓声が聞かれました。

ぶどう狩りを楽しむ家族連れ

有田巨峰村は、有田川町川口(かわぐち)地区の高原地帯にある甲子園球場のおよそ5倍、関西最大級といわれる、21ヘクタールの栽培面積がある観光ぶどう狩り園で、栽培品種は、巨峰が8割を占め、他に、シャインマスカットやピオーネなど、あわせて8種類となっています。

オープンセレモニーは、午前11時から、「有田巨峰村」の共撰(きょうせん)会場前で、二階俊博(にかい・としひろ)氏や鶴保庸介(つるほ・ようすけ)氏ら地元選出の国会議員や和歌山県の下宏(しも・ひろし)副知事らも駆けつけて行われました。

有田落葉果樹生産組合の寺垣文男組合長

そして、有田落葉果樹生産組合の寺垣文男(てらがき・ふみお)組合長が「今年は、台風7号の被害を心配したが、幸い被害を免れ、ぶどうは果実も大きく、色も黒く着色し、近年にない最高の出来となっている」と挨拶しました。

また、来賓として出席した二階衆議院議員は、「ぶどう農家の皆さんが丹精を込めて作った巨峰が見事に育ちました。日本一の巨峰だ」と品質の良さを強調しました。

あいさつする二階俊博衆議院議員

このあと、地元の保育園児が風船を飛ばしたり、餅まきなどが行われ、開園を祝いました。

有田巨峰村では、早速、家族連れらがぶどう園に入って、ぶどう狩りを楽しみ、歓声があがっていました。

有田巨峰村の入園料は、大人1000円、小学生700円で、来月(9月)中旬頃までが、ぶどう狩りの好機ということです。

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