おととい（８月１６日）、白浜町の砂浜で遺体で見つかった男性は、大阪府に住む７１歳の会社員だったことがわかりました。

白浜警察署によりますと、おととい午前９時過ぎ、白浜町の熊野三所（くまのさんしょ）神社の北側にある砂浜で、散歩をしていた観光客が、うつぶせで倒れている男性の遺体を発見し、警察に通報しました。

身元を示す所持品は何もありませんでしたが、警察が、近くの海岸線に放置されていた自動車を調べたところ、大阪府泉大津市に住む７１歳の男性会社員であることが確認されました。

警察は、きのう遺体を司法解剖し、死亡したのが今月（８月）中旬で、溺死の疑いが強いことがわかっています。

遺体に目立った外傷はなく、警察は、事件と事故の両面で捜査していて、今後、男性が白浜町を訪れた理由などを調べて事件性がないかを判断することにしています。