和歌山・海南市の道の駅「海南サクアス」でオープン前に体験イベント
2023年08月18日 18時12分
海南市下津町の国道42号沿いに来月(9月)2日オープンする、道の駅「海南サクアス」で、きょう(18日)道の駅が備える防災機能や、建設に用いられた最新技術を体験できるイベントが開かれ、夏休み中の子どもや保護者が楽しみました。
道の駅「海南サクアス」は国道42号・小南交差点近くに整備され、駐車場や特産品販売所、飲食スペースのほか、災害時の避難場所としても利用できるよう、敷地内に災害用簡易トイレも装備されるなど、地域の交流・防災施設としての機能が期待されます。
きょうは、地元・海南市や、国土交通省、和歌山県、それに県内の土木建設業者らが、道の駅の駐車場に体験ブースを開いて、子どもサイズの消防服を着て消防車の前で記念撮影が出来るコーナーや、地震の揺れを体験できるコーナー、災害用簡易トイレの展示コーナー、それに、3Dプリンターでモルタル製ベンチを作る実演コーナーなどが人気を集めました。
海南市まちづくり部の西谷敬三(にしたに・けいぞう)部長は「海南市の地場産品や観光の発信拠点として発展させたい。将来的には防災道の駅にも指定されるよう、引き続き努力したい」と話しています。
道の駅「海南サクアス」は、来月2日・土曜日の正午にグランドオープンします。