【台風7号】和歌山県内の農林水産被害額・5026万円に(第1報)

2023年08月17日 17時48分

災害・防災経済

今月(8月)15日、和歌山県に上陸した台風7号による、県内の農林水産関連の被害額は、きょう(17日)の時点で、およそ5026万円に上っていることがわかりました。

県・農林水産総務課の調べによりますと、由良町や美浜町、白浜町でイネが倒れたり、紀の川市など紀北を中心にカキやイチジク、モモ、キュウリ、ナスなどの枝や樹木が折れたり、苗が倒れたりしました。

また、和歌山市や橋本市、新宮市、串本町などでは、ビニールハウスが壊れる被害も相次ぎ、農作物などの被害額は、あわせておよそ3149万円となっています。

畜産関連では、和歌山市と新宮市、串本町で牛舎の屋根や壁が壊れる被害が3件発生し、被害額はおよそ377万円、林業関連では、田辺市の林道1カ所でのり面が崩壊し、1500万円の被害が確認されました。

きょうの時点での被害総額は5026万円あまりで、県では、今後さらに増えるとみて調査を続けています。

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