高校総体ヨット競技 和歌山市で開会式

2023年08月12日 19時04分

スポーツ社会

今年度のインターハイ・高校総体のヨット競技がきょう(8月12日)から和歌山市の海で始まり、和歌山セーリングセンターでは、開会式が開かれました。

今年度のインターハイは、北海道を舞台に行われていますが、ヨット競技については、毎年、和歌山市の和歌山マリーナシティ内にある和歌山セーリングセンターを拠点に開催されています。

きょう午前9時から和歌山セーリングセンターで開かれた開会式では、優勝杯の返還などが行われた後、全高等学校校体育連盟ヨット専門部長の内田伸一(うちだ・しんいち)大会委員長が、開式にあたって挨拶し、「ヨットの競技を通じて、それ以外の部分も成長していただけたらこの大会に参加した意味があるのではないかと私は強く思います。どうか皆さんでいい大会にしていきたいと思います」と述べました。

挨拶する内田大会委員長

また、開催地の高校生を代表して、県立和歌山工業高校ヨット部の藤原優咲(ふじわら・まさき)さんが挨拶し、「皆さん一人一人がこの大舞台の主役です。支えてくださったたくさんの方々への感謝、ここに来られなかった選手たちの思いを忘れず、精いっぱい頑張っていきましょう」と呼びかけました。

歓迎の言葉を述べる藤原さん

そして、選手を代表して、北海道小樽水産高校の武藤颯汰(むとう・そうた)さんと髙橋(たかはし)メルモさんが、「これまで頂点を目指して練習に励んできました。支えてくれたすべての人に感謝し、スポーツマンシップにのっとり戦い抜くことを誓います」と選手宣誓しました。

開会式の後、午後からは、男女の420級とレーザーラジアル級のトライアル・レースが行われ、あす13日から16日にかけてレースが行われます。

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