和歌山駅前で現行の健康保険証廃止反対の署名活動

2023年08月10日 14時42分

社会福祉・医療

政府が来年(2024年)秋に現在の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化することへ反対する署名活動が、きょう(10日)和歌山市のJR和歌山駅前で行われました。

横断幕で現行の健康保険証廃止反対を表明する参加者(8月10日・JR和歌山駅前)

これは、和歌山県社会保障推進協議会や、年金者組合、民医連などが先月(7月)から県内で行っている取り組みで、3回目となるきょうは、正午過ぎから和歌山駅前でおよそ20人のメンバーが、市民にポケットティッシュやチラシを配って、現在の健康保険証廃止反対への署名を呼びかけました。

県・社会保障推進協議会の佐藤事務局長

県・社会保障推進協議会の佐藤()()()事務局長は「現在の保険証が廃止されると、立場の弱い障害者や高齢者がマイナカードの取得や管理が出来ず、資格確認が困難となり、医療機関側も混乱する。こうした事態を見直すために我々は署名活動を続けていく」と訴えています。

署名を行う市民

協議会では、年内いっぱい県内で署名活動を続け、来年秋の保険証廃止までに 厚生労働大臣へ提出する方針です。

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