販売方法やネットの活用に悩む中小企業者課題解決に向けて、副業を希望する大手企業の社員を活用して成功した事例などを紹介する「副業人材活用セミナー」が、きょう（９日）海南市で開かれました。

これは、和歌山市に本店のある、きのくに信用金庫が主催したもので、副業を希望する大手企業の社員と中小企業との間で人材のマッチング行っている人材派遣会社が協力して行いました。
　　　

きょう（９日）午後、海南商工会議所の会議室で行われたセミナーでは、人材派遣会社の担当者が、大手の企業などで働きながら副業を希望する人の状況や、その人材を活用し中小企業の課題解決に取り組んでいる事例などを紹介しました。
このあと、大阪で自動販売機を使って冷凍のケーキなどを販売している事業者が、副業のマッチングで採用した人材から指導を受け、業績を伸ばしている事例も紹介されました。

最後に質疑応答が行われ、参加した中小企業の経営者が、副業で協力してもらう人材の活用方法などについて詳しく質問していました。