【高校野球】市立和歌山、5対4で東京学館新潟破る

2023年08月09日 19時25分

スポーツ社会

阪神甲子園球場で行われている第105回全国高等学校野球選手権記念大会は、大会4日目のきょう(9日)、和歌山代表の市立和歌山が、第3試合に登場し、5対4で新潟代表の東京学館新潟を破って2回戦進出を決めました。

7年ぶり6回目の出場となった市立和歌山は、1回表、ワンアウト1・3塁から4番・麹家(こうじや)のタイムリーで1点を先制しましたが、その裏、1点を取り返されて1対1の同点となりました。

その後、市立和歌山は、3回に、ワンアウト2・3塁から、6番・大路(おおじ)が2点タイムリーヒットを放つと、8番・玉置、9番・熊本にもタイムリーが生まれてこの回、4点を挙げて5対1とリードを広げました。

6回には、東京学館新潟に2点を奪われ、5対3と2点差に迫られますが、先発・栗谷(くりたに)をリリーフした小野(おの)が、9回裏、サードのエラーで1点を失ったものの、新潟の反撃を1点に抑え、5対4で市立和歌山が東京学館新潟に競り勝ち、前回出場の7年前に続いて初戦を突破し、2回戦に進出しました。

市立和歌山の半田真一(はんだ・しんいち)監督は、「すんなりいかないのが甲子園だが、選手は、最後までよくがんばってくれた。5点をとった後、あと一点が欲しかったが、送りバントを指示しないなど、私の采配が強引で、追加点を奪えなかった。しっかり調整して次の試合に備えたい」と話しました。

また、熊本和真(くまもと・かずま)主将は、「粘り強さを出すのは、この1年やってきたこと。やってきたことを信じて勝ててよかった」と話しました。

勝った市立和歌山は、大会9日目の第2試合で、現在、対戦している京都代表の立命館宇治と鹿児島代表の神村学園の勝者と対戦します。

大会が順調に進めば、次に市立和歌山が登場するのは、今月(8月)14日で、和歌山放送では、市立和歌山の2回戦の模様を阪神甲子園球場から実況中継する予定です。

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