羽衣国際大学の学生が和歌山県湯浅町の小学生に「ミサンガ教室」
2023年08月09日 19時17分
大阪府堺市にある羽衣国際大学の学生が、きょう(9日)湯浅町の小学生にミサンガ作りを教え、交流を深めました。
これは、2014年9月に、和歌山県が仲介役となって、学生の地域活動への参加やフィールドワークの場の提供などで県内の自治体と大学が連携する「大学のふるさと」制度に湯浅町と羽衣国際大学が参画したことを受け、夏休み中の子どもたちを対象に、湯浅町教育委員会が「わくわくチャレンジ教室」と題して、学生を指南役にミサンガ作りや料理教室を開いているものです。
きょう午後、JR湯浅駅に併設されたコミュニティ施設「湯浅えき蔵(くら)」に、地元の小学1年から3年の児童が集まって、学生の手ほどきでミサンガ作りに挑みました。
子どもたちは「大学生から教わることはなかなかないので、とても楽しいです」などと感想を話しながら、若いお兄さんやお姉さんたちとの交流を楽しんでいました。
参加した羽衣国際大学・人間生活学部4年・ファッションデザインコースの深見凜(りん)さんは「大阪で子どもの学習をサポートするボランティア活動もしているので、子どもたちとの交流は大好きです。和歌山県ののどかな雰囲気に和みながら、今しか出来ない子どもたちとの経験を、社会人になってからも活かしたいです」と充実した表情で話していました。