台風6号に関する和歌山県気象情報

2023年08月08日 19時12分

災害・防災

和歌山地方気象台は、台風6号が北上する影響で、和歌山県ではあさって(10日)にかけて、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり大雨になるとして「台風6号に関する和歌山県気象情報」を出して、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけるとともに、沿岸ではうねりを伴った高波にも注意を求めています。

気象台によりますと、今月(8月)4日の降り始めから、きょう(8日)午後4時までの降水量は、古座川町西川で125ミリ、田辺市本宮町で118・5ミリ、那智勝浦町色川で116・5ミリ、新宮市で76・5ミリに達していて、とくに紀伊半島の南東斜面を中心に雨の量が多く、土砂災害の危険度が高くなっています。

あす(9日)予想される1時間雨量は、いずれも多いところで和歌山県北部で20ミリ、南部で40ミリとなる見込みです。

あす午後6時からの24時間雨量は、いずれも多いところで和歌山県北部で50ミリから100ミリ、南部で100ミリから200ミリと予想されます。その後、あさって午後6時からの24時間では、和歌山県北部が50ミリ、南部が50ミリから100ミリと予想されます。

沿岸では、あさってにかけて、うねりを伴ったしけとなる見込みで、あすの波の高さは、北部の沿岸が4メートル、南部の沿岸が5メートルに達し、あさっては北部・南部とも4メートルと予想されます。

気象台は、雨雲が予想以上に発達したり、停滞した場合は、警報級の大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけるとともに、うねりを伴った高波や、落雷、竜巻などの突風にも注意を求めています。

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