万博関連の情報<発信:和歌山県>

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第17回紀伊半島三県議会交流会議・和歌山市で開催

2023年08月08日 19時12分

政治

和歌山・奈良・三重の紀伊半島3県の県議会議員が、共通する課題について意見を交換する「紀伊半島三県議会交流会議」が、きょう(8日)和歌山市の和歌山城ホールで開かれました。

きょうの交流会議のもよう(8月8日・和歌山市・和歌山城ホール)

この会議は、3つの県議会が毎年持ち回りで開いていて、ことし(2023年)は和歌山県議会が幹事となり、奈良・三重の県議会議員を招いて、紀伊半島の観光振興や、林業従事者の育成について、活発な意見交換を行いました。

三重県議会の中森博文議長

紀伊半島の観光振興では、コロナ禍後の国内・海外の観光客誘致につなげるため、来年(2024年)世界遺産登録20周年を迎える「紀伊山地の霊場と参詣()(()()()()())(さんけいみち)」の情報発信や、大阪・関西万博をはじめとする大都市での共同誘客イベントなどでの連携が重要という認識で一致しました。

奈良県議会の岩田国夫議長

林業従事者の育成や確保については、地形や気候が共通する3県の山間部の条件に適した先端の林業技術の継承や開発促進のほか、県産木材の利用状況のチェック、労働条件の改善や林業の魅力発信などで、それぞれの県当局を巻き込んだ取り組みを強化することを確認しました。

和歌山県議会の濱口太史議長

最後に主催県を代表し、和歌山県議会の濱口()())(たいし)議長がきょうの議題の結論をまとめ、3県の県議会が、国への要望などで引き続き連携することで一致したことを報告しました。そして、来年は三重県で開催することを決定し、閉幕しました。

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