NPOのための防災講座 和歌山市で8月30日開催

2023年08月05日 19時13分

イベント社会

AED・自動体外式除細動器の使い方などを学ぶ防災講座が今月(8月)30日、和歌山市で開かれます。

これは、和歌山県NPOサポートセンターが毎年、「NPOのための防災講座」と題してテーマを変えて開いているもので、県内におよそ700あるNPO関係者が対象ですが、一般の人たちも参加できます。

今年の講座は、AEDがテーマで、和歌山市消防協会・防災学習センター長の山本正秀(やまもと・まさひで)さんがAEDの使い方や、蘇生方法などを、座学と、人形を使った実践を交えて紹介します。

また、女性にAEDを使用する際、体を隠すための「AEDハートフルシート」を開発した県立熊野高校・サポーターズリーダー部の高校生5人が、顧問の教諭とともに登壇し、試行錯誤を重ねた開発の過程などを話し、シートの活用方法などを説明します。この「AEDハートフルシート」は、AEDの設置施設に配布されています。

講座を主催する県NPOサポートセンターの森下和紀(もりした・かずき)さんは、「講座でAEDを取り上げるのは初めてなので、この機会に、是非、使い方を体験してもらえれば」と話しています。

「NPOのための防災講座」は、今月30日の午後1時半から和歌山市手平の和歌山ビッグ愛9階の会議室で開かれます。

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