JAわかやま・親子でトウモロコシ収穫体験
2023年08月03日 10時47分
和歌山市の農業を管轄するJAわかやまは、きょう(3日)夏休み中の子どもや保護者による、トウモロコシの収穫体験イベントを開きました。
これは、JAわかやまの生産者で構成する食と農の普及に取り組むサークル「やろう会」が、2017年から毎年この時期に開いているイベントで、ことし(2023年)は、和歌山市栗栖(くるす)のJAわかやま本店近くの畑で栽培された「ピュアホワイト」と呼ばれる粒が真っ白なトウモロコシを、市内在住の小学生以下の子どもと保護者が、やろう会のメンバーの指導で摘み取りました。
新鮮なピュアホワイトは生で食べられるとあって、子どもたちは、早速皮をむいてかじると「甘くてびっくり。マンゴーみたい」と驚いた表情を見せ、保護者は「身近なところでこんなに新鮮なトウモロコシが食べられるなんて、子どもにとってとても良い経験です」と満足そうに話していました。
やろう会の竹山誠一会長は「我々がことし農林水産省の食育活動表彰で審査委員特別賞を受賞できたのも、食育と地域貢献を目指す地道な取り組みの成果だと思います」と意義を語りました。
また、JAわかやまの坂東紀好組合長は「子どもたちの喜ぶ姿が、我々生産者の励みになります」と話しています。
収穫されたピュアホワイトはその場でゆでられ、参加者が試食するコーナーも賑わいました。