和歌山市、隣地からはみ出した枝を独自の支援で注意を喚起
2023年08月02日 10時52分
隣の土地から竹や木の枝が伸びてトラブルになることが多いため、和歌山市は、民法の改正を受け可能になった対応を独自にまとめ、ホームページで紹介しています。
今年四月に改正された民法では、これまで勝手に切ることができなかった隣の土地から越境してきた竹や木の枝について、枝を切るよう相手に催促して相当の期間が経過するなど一定のルールを満たした場合は、土地の所有者が枝切りなどの措置を取れるようになりました。
これを受けて和歌山市は、対象となる竹や木の所有者に対し、枝切などを促す依頼文の文案を作成したほか、隣が空き家の場合には、市が所有者に適正管理を依頼する文書を送付することもできるよう体制を整えました。
また市は、トラブルを防ぐことができるよう、ホームページで独自の支援策を紹介するとともに市役所にある市民相談センターや空き家対策課で相談に応じています。