和歌山県の岸本周平知事が、先月（７月）２６日から３０日にかけて、南紀白浜空港からのチャーター便でベトナムを訪れ、政府機関と経済や観光、青少年交流の更なる発展につながる覚書()を締結しました。

岸本知事は、先月２７日、ベトナム・文化スポーツ観光省を訪れ「文化及び観光に関する覚書」を締結し、和歌山とベトナムの高校生の相互交流の促進や、県内でのベトナム観光プロモーションで支援することなどを合意しました。

翌２８日には、すでに相互協力の覚書を結んでいる農業農村開発省を訪れ、おととし（２０２１年）から始まったみかんの輸出をさらに増やすことや、ミカン栽培の技術支援などを確認したほか、労働・傷病兵・社会問題省でもあらたに覚書を締結し、ベトナム人労働者の受入れや日本語教育などをサポートすることで合意しました。

このほか、人口規模が和歌山県とほぼ同じで、マグロ漁やミカン栽培が盛んなフーイエン省の技術支援や留学生の受入れなどについても、現地の関係者らと意見を交換しました。