岩出市の20代女性がO157に感染
2023年07月31日 18時25分
岩出市に住む20代の女性が、腸管出血性大腸菌・O157に感染したことが、和歌山県の調べでわかりました。
県・健康推進課によりますと、岩出市在住の20代の女性が下痢の症状を訴えて、今月(7月)26日に医療機関を受診後、保健所などが便などを調べた結果、その日のうちに、O157が検出されました。女性は、現在、回復しています。
ことし(2023年)に入って、県内でO157に感染したのはこれで7人目です。
県では、O157を含む腸管出血性大腸菌の感染症は1年を通じて発生するため、調理や食事前、外出後、トイレ後の十分な手洗いや、生肉の十分な加熱、洗った調理器具の熱湯消毒を徹底するほか、焼き肉やバーベキューなどでは、生肉をとる箸と食べるときの箸を分けることなど、感染予防に注意するよう、県民に呼びかけています。