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アジア・オセアニア高校生フォーラムが開幕

2023年07月31日 18時26分

教育歴史・文化社会

日本とアジア・オセアニア地域の高校生が集まり、様々な共通課題について話し合う、和歌山県などが主催の「アジア・オセアニア高校生フォーラム」が、きょう(31日)開幕し、和歌山県民文化会館でオープニングセレモニーが開かれました。

きょうの開会式のもよう(7月31日・和歌山県民文化会館・小ホール)

これは、和歌山県や全国の高校生とアジア・オセアニア地域の高校生が意見交換をすることで、グローバルな舞台で活躍できる人材を育てようと、2015年度から毎年この時期に開かれています。新型コロナ禍の間は、オンライン開催でしたが、ことし(2023年度)は4年ぶりに対面開催が復活しました。

海外から参加した高校生ら

今回は、中国やインド、オーストラリアなどの海外と、東京や岐阜など全国や県内の高校生が参加し、津波・防災や、環境、教育、食糧、ダイバーシティの5つの課題について、グループごとに分かれて、各国や地域の状況をもとに、課題解決に向けた議論を展開します。

期間中、生徒はすべて英語だけを話す決まりで、国際コミュニケーション力も培われます。

歓迎のあいさつをする岸本知事

セレモニーで、和歌山県の岸本()()()知事は「手を取り合い、話し合いの中で異なる価値観を理解し、どうすれば世界をよりよい方向に導けるかを模索して欲しい」と歓迎しました。

開会宣言をする県立日高高校の中村壮太さん(左)とインドネシアのイザベル・ジョ・オーリアンズさん(右)

このあと、参加者を代表して、県立日高高校の中村()()()さんと、インドネシアのイザベル・ジョ・オーリアンズさんが「沢山話し合いましょう。考えを共有することで地域社会を豊かにし、世界をよりよくするために、このフォーラムで得た知識を活かしましょう」と呼びかけました。

アジア・オセアニア高校生フォーラムは、あす(8月1日)が分科会、最終日のあさって(2日)分科会の内容を発表する全体会が、 いずれも和歌山市内で開かれる予定です。

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