上海で日本産梅酒をPR 田辺市の業者も
2023年07月30日 10時45分
中国・上海市にある日本総領事館とジェトロ=日本(にほん)貿易振興機構の上海事務所は、きのう(29日)、上海で日本産梅酒の販売促進イベントを開きました。
イベントには、大阪・羽曳野市に本社があるチョーヤ梅酒など、企業16社が参加しておよそ100種類の日本産梅酒が用意されました。総領事館によりますと、来場者は250人以上に上り、3分の2が女性で、日本酒やウイスキーでつくられた梅酒を試飲して、さまざまな味と香りを楽しんでいました。
田辺市の食品メーカー「中田(なかた)食品」の田畑茂樹(たばた・しげき)さんは
「完熟の梅と天然水にこだわった和歌山ならではの味を堪能してほしい」と話していました。
ジェトロ上海事務所の高山博(たかやま・ひろし)副所長は、中国では東京電力福島第1原発の処理水放出を巡って風評被害も広がり、日本産商品の売り上げに大きな影響が出ていると強調し、「こういう時こそ、イベントを開いて日本産の良さを知ってもらうことが大切だ」と話していました。