「土用の丑の日」うなぎ専門店に行列

2023年07月30日 13時02分

社会

土用の丑の日のきょう(7月30日)、和歌山県内のうなぎ専門店の中には、朝からうなぎを買い求める長い列ができる店もありました。

有田市宮原町(みやはらちょう)のうなぎ専門店「川口水産」の本社前では、午前8時半から、きょう限定で、焼きたてのうなぎが1尾、税込み2800円で直売され、香ばしい煙が立ち込める中、買い物客が長い列を作っていました。

備長炭の特設コンロには、宮崎県産の特大サイズのうなぎが次々と並べられ、スタッフが汗だくになりながら、網に乗せたうなぎにタレをたっぷり塗り重ねては何度も裏返してじっくりと焼き上げていきました。

うなぎのかば焼きを購入した地元・有田市の夫婦らは「ここのうなぎが一番おいしいので、毎年、炭焼きのうなぎを買いに来ています」「大きなうなぎで、並んででも食べたい」「家族に頼まれて買いに来ました。味が一流なので、夜に食べるのが楽しみ」と話していました。

川口水産の川口泰史(かわぐち・やすふみ)社長は「年に1度、皆さんに楽しんでいただこうと、炭焼きで、普段より大きなうなぎを提供しています。午前中は行列ができますが、昼からは、比較的すぐに購入できるので、晩御飯に食べるのであれば、午後2時以降くらいに買いに来ていただければ」と話していました。

川口水産では、きょう、およそ2500本のうなぎを用意していて、有田市宮原町の本社前では、きょう午後5時まで炭焼きうなぎの直売会が行われます。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55