わかやま お城の動物園応援フェス
2023年07月29日 16時31分
和歌山城動物園を応援しようという市民参加型のアートイベント、「わかやま お城の動物園 応援フェス」が、きょう(7月29日)、和歌山城 西の丸広場で開かれました。
このイベントは、市民が一帯となって楽しみながら動物園を応援しようと、和歌山市内のギャラリーカフェ「モコモコミュージアム」の店主、岡本モコ(おかもと・もこ)さんが主催したもので、岡本さんの呼びかけに応じて、飲食店やワークショップなど、あわせて20店以上が出店し、ステージでは、歌も披露されました。
イベントの利益の一部は、和歌山城お城の動物園に寄付されることになっていて、主催した岡本さんは、開催に至った経緯について、「アートで、人と町を元気にしたいという思いがあった。子どもたちと楽しくしながら、動物園を応援できれば良いと思う。夏の楽しい思い出を作ってほしい」と話しました。
岡本さんはアーティスト モコモコとしても活動をしていて、縦1・8メートル、横2・7メートルの白いキャンバスに、自分の好きな色で好きなものを描くというワークショップを出店し、幼い子ども達が、顔に絵の具をつけながら思い思いに表現していました。
ワークショップに参加した、和歌山市内の小学3年生、辻本梨乃(つじもと・りの)さんは、「絵を描くのが好き。いま描いているのはクマさん。ハートは上手く描けず丸くなってしまった」と話し、父の和也さんは、「ここから近いので、和歌山城の動物園にはえさやりなどでよく来ます。きょうも散歩に来たらイベントをしていたので立ち寄りました。お城は和歌山の象徴でいいですね」と話しました。
子ども達が描いた大きな絵は、島崎町じゃんじゃん横丁で開催されている動物をテーマにしたアート展「モコモコ ZOO」(モコモコ ズー)にて、展示されるということです。