工場の職人と一緒に「夏休みの自由工作」和歌山市

2023年07月29日 16時33分

イベント教育歴史・文化

夏休みの自由工作を通じて子ども達に地元企業の魅力を知ってもらう「ものづくり体験」がきょう(29日)から和歌山市の市民図書館で始まりました。

絵付け体験の説明を受ける小学生

「もの(ぶん)2023 なつやすみファクトリー」と銘打って行われたこのイベントは、金属加工や漆芸、木工芸など和歌山県内の製造業事業者が集い、職人が講師となって子ども達にものづくりの楽しさを伝えるもので、ことし12月2日から開催する「和歌山ものづくり文化祭」のスピンオフ企画として開かれました。

きょうは、棕櫚(しゅろ)を使ったキッチンブラシ作りや、紀州漆器の技法である蒔絵(まきえ)による絵付けが体験、オリジナルのミニ障子づくり体験が開かれ、朝からたくさんの子ども達が参加し、職人からプロの技を学びながらものづくりを楽しんでいました。

和歌山ものづくり文化祭の菊井(きくい・)健一(けんいち)実行委員長は「ぜひこの機会に、「和歌山にこんなものづくり企業があったんだ」「こんなに魅力的なものが和歌山にあるんだ」と知ってもらえたら嬉しい。参加をお待ちしています」と話していました。

このイベントは、あす(30日)と来月(8月)6日にも和歌山市民図書館で開かれます。参加費は1000円で、参加するには参加券が必要です。参加券は、和歌山市民図書館 1階のカウンターで配布しています。

パネル展示に加え、昨年の「ものづくり文化祭」に参加した
小学2年の菊井帆奈美さんが体験した内容や作品を紹介する展示も。

また、去年(2022年)開催した「和歌山ものづくり文化祭2022」の模様を伝えるギャラリー展示も、来月6日まで、和歌山市民図書館2階のイベントスペースで開催中です。

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