映画『稲むらの火』 今夜、県立美術館壁面で上映会

2023年07月28日 10時57分

イベント災害・防災社会

紀州・広村、現在の広川町出身の偉人、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)が、江戸時代末期に安政の大地震が発生した際、刈り取ったばかりの稲わらに火をつけて津波から村人を救ったとされる逸話「稲むらの火」のアニメ映画の上映会が、今夜(7/28)、和歌山市の県立美術館と博物館の間にあるエントランス広場で開かれます。

これは、青少年の更生支援などに取り組んでいる和歌山県BBS連盟と和歌山市BBS会が、いのちの大切さについて考えてもらおうと、社会を明るくする運動の強調月間にあわせて毎年、7月の第4金曜日に和歌山市吹上の県立美術館前の壁面を利用して、アニメ映画「稲むらの火」を上映しているものです。

新型コロナウイルス感染症が確認された2020年以降は、感染拡大防止のため、会場のイスの間隔を広くするなどして開催していて、今年も定員を100人としています。

また、今年は、先着55人に、「稲むらの火」の漫画冊子とビスケットがプレゼントされます。

主催する和歌山県BBS連盟会長の髙垣晴夫(たかがき・はるお)さんは、「生きることについて、あらためて考えてもらえる機会なので、是非、子どもさんと一緒に参加してもらえれば」と話しています。

「稲むらの火」のクリフ映画会は、きょう午後7時15分から開かれます。

また、この映画会の直前には、午後6時から7時まで和歌山県警察音楽隊による「たそがれコンサート」が開かれます。

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