ことし(2023年)初の光化学オキシダント予報発令

2023年07月27日 16時24分

災害・防災社会

きょう(27日)午後、ことし(2023年)和歌山県内で初めてとなる光化学オキシダント予報が、海南市(かいなんし・)下津町(しもつちょう)有田市(ありだし)で発令されました。

光化学オキシダントは、よい天気で気温が高く、風が吹いていない状況で発生しやすく、濃度が高くなると、目やのどに痛みを感じることがあります。

このため、和歌山県では、光化学オキシダントの濃度を測定するため、和歌山市や海南市と協力して、有田市を含めた地域にあわせて13の測定局を設置し、毎年5月上旬から10月上旬にかけて特別監視を行い、情報を発令しています。

1時間あたりの濃度によって「予報」「注意報」「警報」「重大緊急警報」の4つの段階がありますが、去年(2022年)は、予報が2回発令されました。

ことしは、きょう県内で初めて、午後2時20分から1時間にわたり、海南市下津町と有田市に光化学オキシダント予報が発令されました。

いまのところ、健康被害の報告はないということです。

県・環境管理課は「予報や注意報などが出されたら、屋外での激しい運動を避け、目やのどなどに刺激を感じた場合は水道水などで目を洗い、うがいをするとともに、最寄りの保健所や役所に連絡して欲しい」と呼びかけています。

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