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道の駅「海南サクアス」登録証伝達式 9月2日開駅へ

2023年07月26日 18時14分

交通社会

和歌山県・海南市で初めてとなる道の駅「海南サクアス」の登録証の伝達式がきょう(7月26日)、海南市役所で行われ、今後、9月2日のオープンに向けて準備が進められることになりました。

認定証を手に記念撮影する奥野所長(左)と神出市長

道の駅「海南サクアス」は、海南市と国土交通省が、海南市下津町小南(こみなみ)に整備を進めてきたもので、敷地面積は1万5600平方メートル余り、土地の造成などを含めた事業費は、総額24億6800万円となっています。

駐車場には、大型車20台を含む152台が駐車可能で、物産交流館には、地元・海南市でとれた野菜や果物、魚、さらに漆器や家庭用品、酒類や土産物などを展示・販売する物産販売所をはじめ、いけすを備えた鮮魚厨房と海鮮丼などが食べられる飲食厨房、果物を使ったドリンクやソフトクリームなどを提供するスイーツ厨房などがあります。

また、小さな子どもが食事をできるキッズコーナーや、滑り台やポンプ式の井戸など、子どもが楽しめる施設が設置された芝生広場もあります。

きょう午前、海南市役所で行われた登録証の伝達式では、国土交通省和歌山河川国道事務所の奥野真章(おくの・まさあき)所長が海南市の神出正巳(じんで・まさみ)市長に登録証を手渡しました。

登録証を受け取った神出市長は、「この施設のオープンで、ドライバーの利便性の向上だけでなく、地元産品の販売・普及や、国宝・長保寺や藤白の鈴木屋敷などの歴史文化施設をはじめ、さまざまな観光資源を市内外の人たちに知ってもらい、活性化につなげたい」と話しました。

一方、奥野所長は、「大型の観光バス20台が駐車できるスペースがあり、女性用トイレも17基あるので、女性があまりトイレの順番を待つことなく利用できます。是非、観光の拠点にしてもらえれば」と話しました。

また「海南サクアス」には、備蓄倉庫があり、水害に備えて周辺地域の住民1200人分の食糧を3日間蓄えるほか、マンホールトイレが設置でき、海南市は、防災道の駅の選定も目指しています。

道の駅「海南サクアス」は、9月2日の午前10時から開駅式が行われ、正午にグランドオープンする予定です。

和歌山県内の道の駅は、これで36となり、近畿2府4県と福井県の中では、兵庫県の35を上回り、最多となります。

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