和歌山・大阪・奈良で農水産物を中心とする直売店「産直(さんちょく)市場(いちば)よってって」を展開する田辺市の株式会社プラスは、きょう（２６日）有田市(ありだし)に３１店舗目となる有田店をオープンしました。

産直市場よってって有田店は、きょう午前９時半、有田市箕島(みのしま)の有田市民会館や有田市役所、県立箕島高校に囲まれた敷地にオープンし、朝から車や自転車、バイクで大勢の買い物客が訪れ、新鮮な野菜や果物、魚介、肉類を買い求めました。

およそ５４０平方メートルの売り場には、地元を中心とする契約農家が栽培した特産の柑橘類(かんきつるい)をはじめ、トマトやナス、キャベツ、ブドウなどの新鮮な野菜や果物、お供え用の花類、近海で採れたタイやエビなどの魚介類、それに、肉類や調味料、惣菜、和歌山の土産物など、あらゆる食品類が勢揃いしています。

早速買い物に訪れた女性客は「野菜や果物、肉、うなぎなど、いろいろ買いました。有田市にお店が出来たことはとてもいいです。リピーターになります」と笑顔で話していました。

吉本(よしもと・)太(ふとし)店長は「既存の店舗と同じように、生産者とタッグを組んで地場のものをメインに販売していくことで、地域の皆さんに愛され、地域に根付いた店舗にしたい」と話しています。

産直市場よってって有田店は、あす（２７日）からは午前９時開店、午後６時半閉店で、正月三が日以外は年中無休で営業します。

また、今月（７月）３０日までのオープン期間中は「小玉すいか」や「柿の葉寿司」「わらびもち」などの対面販売や「メダカすくい」も行われています。

詳しくは公式ウェブサイトでご確認下さい。