トヨタ自動車の純正部品などを取り扱う、トヨタ モビリティパーツ株式会社の大阪支社と和歌山支社が、空き缶のプルトップを集めて車椅子１台に変換し、きょう（２５日）和歌山市に寄贈しました。

トヨタモビリティパーツの大阪・和歌山の両支店では、社員や家族などが協力して、空き缶のプルトップを集めて福祉機器などに変える一般社団法人「缶公害防止連絡協議会」の取組みに参加し、このほどおよそ８００キロ分を集めて車椅子１台に変換し、和歌山市に寄贈したものです。

きょう午後、和歌山市役所の市長室にトヨタ モビリティパーツ和歌山支社の土橋(つちはし・)克己(かつみ)副支社長らが訪れて、尾花(おばな・)正啓(まさひろ)市長に目録を贈呈し、尾花市長からは感謝状が贈られました。

土橋副支社長は「プルトップを集める取組みをこのような形で社会に役立てることで、社員や家族のやりがいにもつながる」と語りました。尾花市長は「大変な量のプルトップを集めて車椅子として贈呈して頂き、大変有難い」とお礼を述べました。

和歌山市では、寄贈された車椅子を、和歌山市布施屋(ほしや)の河南(かなん)コミュニティセンターに設置します。