岩出市の50代男性がO157に感染
2023年07月24日 14時50分
岩出市に住む50代の男性が、腸管出血性大腸菌・O157に感染したことが、和歌山県の調べでわかりました。
県・健康推進課によりますと、今月(7月)12日、岩出市在住の50代の男性に腹痛や下痢の症状があらわれ、15日に医療機関を受診後、保健所などが便などを調べた結果、今月21日に、O157が検出されました。男性は、現在、快方に向かっています。
ことし(2023年)に入って、県内でO157に感染したのはこれで6人目です。
県では、O157を含む腸管出血性大腸菌の感染症は1年を通じて発生するため、調理や食事前、外出後、トイレ後の十分な手洗いや、生肉の十分な加熱、洗った調理器具の熱湯消毒を徹底するほか、焼き肉やバーベキューなどでは、生肉をとる箸と食べるときの箸を分けることなど、感染予防に注意するよう、県民に呼びかけています。