和歌山市内の女性O-111に感染
2023年07月22日 18時35分
和歌山市内に住む20代の女性が、腸管出血性大腸菌O-111(おー・いちいちいち)に感染したことがわかりました。
和歌山市保健所によりますと、この女性は、今月(7月)16日に、下痢や腹痛の症状が出て、その後、血便や吐き気なども併発したため、医療機関を受診しました。そして、検査の結果、便から腸管出血性大腸菌O-111に感染していることがわかりました。患者の症状は改善しているということです。
今年(2023年)の感染者数は、和歌山市内で4人、県全体では、あわせて8人です。
保健所では、この感染症は夏場に多く発生するため、食事前や排便のあとに十分な手洗いをすることや、生肉や加熱が不十分な食肉を食べないなど、感染予防対策をとるよう、注意を呼びかけています。