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【高校野球】大会11日目、新宮・桐蔭・海南がベスト8入り

2023年07月22日 18時47分

スポーツ社会

和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われている第105回全国高等学校野球選手権記念和歌山大会は、大会11日目を迎え、3回戦3試合が行われました。新宮、桐蔭が勝ち進みベスト8入りしました。

第1試合、新宮対向陽の試合は9対5で新宮が勝ちました。

新宮は2回表、ツーアウトからヒットのランナーを1塁に置いて8番・泉(いずみ)のセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットで1点を先制するとこの回6本の長短打で5点を挙げてゲームの主導権を握りました。

3回裏、1番・堀端(ほりばた)のタイムリーヒットで1点を返した向陽は4回裏も、3本の長短打と相手エラーなどで4点を挙げ、1点差に詰め寄りました。

新宮は7回表、ツーアウト満塁から、この試合途中から2番に入った坂地(さかじ)の左中間への走者一掃のタイムリーツーベスヒットで3点を追加して向陽を突き放しました。

新宮の先発・エースの河村(かわむら)は、4回からライトに回りましたが、5回から再びマウンドに戻ると向陽に追加点を許さず、結局9対5で新宮が向陽を破って18年ぶり31回目のベスト8進出を決めました。

勝った新宮は、7月24日の大会13日目の第1試合でシード校の市和歌山と対戦します。

第2試合は、2回戦でシード校の智辯和歌山を破った高野山と熊野にコールド勝ちを収めた桐蔭が対戦し桐蔭が高野山にサヨナラ勝ちしました。

初回はともに先頭バッターが塁に出てチャンスを作りますが、チャンスを生かしたのは桐蔭でした。

桐蔭は1回裏、1番・宇治田(うじた)がデッドボールとパスボールで3塁まで進んだ後、4番・淡路(あわじ)のセンター前タイムリーヒットで1点を先制しました。

1点を追う高野山は5回表、4点を挙げて逆転するとその裏桐蔭も3点を挙げて同点に追いつくなど、追いつ追われつの展開となりました。

5対5の同点で迎えた9回裏、桐蔭は3つのフォアボールでツーアウト満塁として7番・神崎(かんざき)がライト前にタイムリーヒット。

6対5で桐蔭が高野山にサヨナラ勝ちを収め、2年連続37回目のベスト8進出を決めました。

勝った桐蔭は、24日の大会13日目の第2試合で海南と対戦します。

第3試合、2回戦で粉河を7回コールド破った海南と神島に勝った星林がベスト8最後の1校をかけて対戦し、海南が5対4で星林に逆転勝ちしました。

海南は4回裏、エラーとフォアボールなどノーアウト3塁・2塁のチャンスに5番・橋爪(はしづめ)のレフト前タイムリーヒットで1点を先制しました。

星林は5回表、2本のヒットと送りバントでワンアウト3塁・1塁として3番・須﨑(すざき)のライトへの2点タイムリーでリードを奪いました。

星林は6回、7回にも1点ずつを追加し、リードを3点に広げました。

これに対して海南は8回裏、9番・川口(かわぐち)、1番・長坂(ながさか)の連打とフォアボールでワンアウト満塁からエラーと途中出場の6番・池田の2点タイムリーでこの回一挙に4点を挙げて逆転に成功しました。

星林は9回表、ワンアウトから3連打で満塁としましたが、海南の先発・エースの三木(みき)が後続を断って海南が5対4で星林を破って7年ぶり28回目のベスト8進出を決めました。

勝った海南は、24日の大会13日目第試合で桐蔭と対戦します。

大会12日目のあす(23日)は、

第1試合、南部龍神 対 和歌山北、

第2試合、シード校の和歌山南陵 対 近大新宮の準々決勝2試合が予定されています。

和歌山放送では、あす(23日)もラジオで紀三井寺公園野球場から実況中継します。

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