和歌山市では２３日、４年ぶりに「港まつり花火大会」が行われます。

海の安全と港湾の発展を願い、毎年この時期に、和歌山市や和歌山商工会議所などでつくる実行委員会によって行われていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で３年間中断していました。

４年ぶりとなる第７１回は、和歌山港中ふ頭(なかふとう)から、午後８時から１時間にわたって３０００発の花火が打ち上げられるほか、海上での仕掛け花火も予定されています。

これに伴い、２３日は午後５時から和歌山港周辺や紀の川河口付近で交通規制が行われます。

一方、南海電鉄は和歌山市駅と和歌山港の間で午後４時から午後１０時台まで臨時列車を運行して花火の見物客に対応するほか、ＪＲ紀勢本線も午後９時台から和歌山市駅から和歌山駅行きの列車を３本増発します。

実行委員会では、船舶からの花火見物の自粛と公共交通機関の利用を呼びかけています。