和歌山キワニスクラブ 子どもたちに絵本寄贈

2023年07月21日 20時59分

教育社会

社会奉仕団体の「和歌山キワニスクラブ」はきょう(7月21日)、和歌山市内の幼稚園と子ども園あわせて2つの施設に絵本などの書籍を贈りました。

贈られた本を手に集まる子どもたち(2023年7月21日・ようすい子ども園で)

未来を担う子ども達のための奉仕活動を行っている「和歌山キワニスクラブ」は、子どもに、豊かな感性と創造力を持ってもらおうと県内の保育施設に書籍を贈る取り組みを行っていて、今年で13回目となります。

今回は、和歌山市にある市立湊幼稚園とようすい子ども園に寄贈されることになり、贈呈式が、きょう午前10時から和歌山市西浜のようすい子ども園で行われ、ようすい子ども園の年長組の40人らが出席しました。

式典では、和歌山キワニスクラブの小池康之(こいけ・やすゆき)副会長が、市立湊幼稚園の川崎(かわさき)ゆき園長に目録を贈呈したほか、和歌山キワニスクラブの2人の役員が、年長組の代表2人に絵本を手渡し、記念写真に納まっていました。

式典の後、子どもたちが7つのグループに分かれ、出席した和歌山キワニスクラブのメンバー7人からそれぞれ読み聞かせをしてもらいました。

「三匹のこぶた」を読んでもらった園児は、「おもしろかった」「うれしかった」「楽しかった」などと口々に感想を話し、寄贈されたおよそ60冊の絵本について、「いつもお昼ごはんのあとで本を読んでいるので、もらった本を全部読みたい」と話していました。

初めて読み聞かせをしたという和歌山キワニスクラブの小池副会長は、「みんな熱心に聞いてくれて楽しかった。子どもは、大人よりも、想像力を働かせて絵本から多くのことを学び取ってくれると思う。和歌山の人口が減る中、和歌山を大好きになって地元で頑張ってほしいという思いを込め、先輩から引き継いできた事業をこれからもしっかり続けていきたい」と話しました。

「和歌山キワニスクラブ」は、1つの施設に対し、10万円相当の書籍をオリジナルの木製本箱とともに寄贈していて、13回目となる今回で、寄贈した書籍の数は、2350冊となりました。

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