「WEST EXPRESS銀河」9月から紀南コースの運行開始   

2023年07月19日 19時16分

交通社会経済

JR西日本の観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の紀南コースの運行が今シーズン(2023年)も9月から京都・新宮間で運行をすることになりました。紀南コースの運行は3年目で今回はネットや駅のみどりの窓口で指定席を予約する列車を大幅に増やしています。

JR西日本和歌山支社によりますと、今シーズンは、午後9時15分、京都駅発の列車が9月1日から来年(2024年)3月1日までの一部期間を除く月曜日と金曜日に夜行で運行されます。また新宮駅から京都駅に向かう昼間の列車は今年(2023年)9月3日から来年(2024年)3月3日までの一部期間を除く水曜日と日曜日に運行されます。

今回の特徴は、紀南地方での滞在時間をより長く確保するため新宮駅発を前回よりおよそ3時間遅い午後1時3分にしたほか、団体旅行専用の列車を大幅に減らし、個人がネットやみどりの窓口で予約する列車を中心にするよう改め、指定された途中の駅での乗降も可能にするなど利便性が向上しています。

また、車内では沿線の自治体や企業と連携してシカの皮を使ったキーホルダーなどの記念ロゴ入りのオリジナルグッズや特産品を販売します。

このほか事前予約で特製弁当の販売や和歌山駅で途中下車して、近くのラーメン店で和歌山ラーメンをテイクアウトすることが出来るなど停車駅での自由時間が拡大しています。

オプションツアーもありますが、この観光列車の料金は、利用する区間の乗車券のほかに特急の指定席の料金またはグリーン車の料金や、個室の料金が必要で、通常時期の大阪駅と新宮駅間を普通指定席を利用する場合合の料金は大人7790円です。

JR西日本和歌山支社では、多くの利用を呼びかけているほか、紀南方面への旅の機会を増やしてもらえればと期待を寄せています。詳しいことについては西日本のホームページやリーフレットなどで紹介しています。

車内や駅で販売される特産品や記念グッズ

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