小池組・和歌山県内建設業初の「ユースエール」認定

2023年07月19日 19時15分

社会経済

厚生労働省・和歌山労働局は、若者の採用や育成に積極的な企業「ユースエール」に、和歌山市の建設業・小池組(こいけぐみ)を認定し、きょう(19日)認定通知書を交付しました。

認定証交付後の記念撮影(中央左:松浦局長・中央右:小池社長・7月19日・和歌山市六番丁)

ユースエールは、労働者300人以下の中小企業のうち、若者の採用や育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な企業を労働局を通じて厚生労働大臣が認定するもので、県内ではこれまでに19社が認定を受けていて、小池組で20社目、県内の建設業では初の認定です。

小池組は、和歌山市六番丁に本社を置く創業115年の総合建設業で、社員62人の平均年齢が35・6歳、定期的な新卒採用や社員教育の充実をはじめ、有給休暇の取得促進や所定外労働時間の削減など労務管理の徹底などによって、建設業での超過勤務時間の全国平均以下にするなど、若者の働きやすい環境を整備していることが、高く評価されました。

「ユースエール」マークの交付

きょう午前、小池組本社に和歌山労働局の松浦(まつうら・)直行(なおゆき)局長が訪れ、小池康之(こいけ・やすゆき)社長にユースエールの認定証とユースエールマークを交付しました。

和歌山労働局の松浦局長

松浦局長は「県内企業の模範として、今後もより一層、積極的な若年者の雇用と育成を推進することを期待する」とあいさつしました。

小池組の小池社長

小池社長は「認定を得たことで、建設業は今までのような過酷な労働環境では無くなったことを若い人に示せたと思う。今後も、認定を維持できるよう努めたい」とお礼を述べました。

交付された「ユースエール」マーク

ユースエールマークを交付された企業は、求人情報や企業案内などでの表示が可能となります。

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