古墳時代の馬の骨格などを展示紀伊風土記の丘で企画展

2023年07月18日 17時33分

歴史・文化社会

古墳時代の馬の骨格などの展示を通して馬と紀伊半島の人々のかかわりを紹介する企画展が、和歌山市にある県立紀伊風土記の丘で始まっています。

この企画展は、いまから1500年前の古墳時代に日本で馬を使った運搬や農耕が始まり、紀伊半島では5世紀初めに馬や牛が飼育されていたことが発掘された骨などから分かっていて、製塩や漁業が盛んな海辺の集落跡では多くの骨や歯が見つかっています。紀伊風土記の丘では夏の企画展として「紀伊の地を馬が駆ける」と題した企画展を9月3日まで月曜日を除く毎日開催しています。

企画展では、古墳時代から古代から中世までの馬とのかかわりを示す資料を展示しているほか、馬の骨や歯なども展示して馬と人とのかかわりを紹介しています。

大阪で出土した古墳時代の馬の全身の骨格も県内では初めて展示されています。入場料は大人190円大学生が90円、高校生以下と65歳以上や障害者手帳を持つ人、県内に住む留学生は無料です。

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