和歌山県は、新型コロナウイルス感染者について、指定医療機関からの報告をまとめ、今月（７月）９日までの１週間に新たに感染した人は５００人で、前の週のおよそ１・４倍になったと明らかにしました。これは県が、おととい（１４日）発表したもので、新型コロナの感染症法上の位置づけが５類に移行されたあと、８週連続で、感染者数が前の週を上回っています。

１医療機関あたりの平均感染者数は、県全体が１０・２０人で、２週連続で、全国平均を上回りました。また、前週からの増加率は、全国平均が１・２６倍なのに対し、和歌山県は１・３９倍と大きくなっています。

保健所管内別の１医療機関あたりの平均感染者数は、和歌山市が７・８７人、海南が３４・６７人、岩出が７・１７人、橋本が１３・００人、湯浅が７・５０人、御坊が１５・３０人、田辺が９・５７人、新宮が３・６７人、串本支所管内は１・５０人となっていて、前の週と比べると、岩出管内と湯浅管内がわずかに減少しているほかは、増加しています。

また、この１週間に、新たに入院したのは９６人でした。