丹鶴ホールで牧野富太郎の新宮での活動を紹介
2023年07月15日 10時49分
日本を代表する植物分類学者牧野富太郎が大正時代に新宮地方で植物採取を行った業績などを紹介する展示会が新宮市立丹鶴ホールで開かれています。
牧野富太郎は100年前の大正13年9月に20日間新宮に滞在し、新宮地方で植物採集を行いました。
新宮市では、牧野富太郎がモデルのテレビドラマが放映されていることから地元の丹鶴ホールで「牧野富太郎博士と植物採集in新宮」と題した企画展を開いています。
企画展ではヒメノボタンやムカデラン、キツネノカミオリなど地元の植物の写真のほか当時の新宮の写真などで様子を伝えています。
企画展は今年(2023年)9月末まで休館日を除く午前9時から午後5時まで開館しています。見学は無料です。
また白浜町の南方熊楠記念館では牧野富太郎が博物学者の南方熊楠と交流があったことから今年(2023年)10月9日まで企画展を開いています。2人の書簡や植物標本などを通して2人の関係を紹介しています。南方熊楠記念館は入館料大人600円、子ども300円で幼児は無料です。