和歌山県庁矯正展

2023年07月14日 17時02分

イベント社会

7月は「再犯防止啓発月間」です。この一環として、きょう(14日)和歌山県庁で、和歌山刑務所をはじめ、全国の刑務所で受刑者がつくった生活用品や雑貨などを販売する、和歌山県庁矯正展(きょうせいてん)が開かれ、県の職員や県民で賑わいました。

賑わう即売所のようす(7月14日・和歌山県庁本庁)

これは、和歌山刑務所が、県民に刑務所業務への理解を求めるとともに、犯罪を犯した人の立ち直りを支援する更生保護行政の啓発を目的に、毎年、県庁本館2階の県民ロビーで開いています。

和歌山刑務所の女性受刑者がつくったエプロン類

きょう午前11時から午後1時に開かれた矯正展では、和歌山刑務所の女性受刑者がつくったエプロンや、函館刑務所製の前掛け、横須賀刑務所製の石けん「ブルースティック」など、家庭用品や、乾麺、木製品などが出品され、早速、県の職員や県民がレジの前に列を作って、次々に買い求めていました。

和歌山刑務所・処遇部企画部門の竹内章二(たけうち・しょうじ)看守長は「盛況で大変有難いの一言です。多くの人々に我々の業務や、更生保護行政への理解を深めてもらえたらうれしいです。秋には和歌山刑務所で矯正展も行われるので、そちらも、地元の皆さんと一緒に頑張ります」と話しています。

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