和歌山県警察・逮捕術大会

2023年07月14日 16時47分

社会

和歌山県警察本部と所轄署の警察官の逮捕技術向上を図るための「逮捕術大会」が、きょう(14日)和歌山市中之島(なかのしま)の和歌山県立体育館で開かれ、およそ90人の警察官が、日頃の鍛錬の成果を競いました。

きょうの逮捕術大会のもよう(7月14日・和歌山市・和歌山県立体育館)

この大会は、1978年度から毎年開かれ、途中、新型コロナウイルスによる中断を経て、40回目となることし(2023年度)は4年ぶりの開催となりました。

大会には、機動隊と、和歌山西、橋本など7つの警察署によるA組8チームと、警察本部と、和歌山東、田辺、御坊など5つの警察署によるB組7チームが、それぞれ予選ブロックを戦い、それぞれ勝ち抜いた1位から3位同士のチームで決勝と3位決定戦を行い、総合順位を決めました。

タックルを首の上から押さえ込む選手

先鋒は女性警察官が柔らかい警棒による打撃を行う方式で、次鋒から大将戦までは男性警察官同士が空手用のグローブや柔らかい警棒、短刀による打撃や押さえ込みを3分間で行う方式で、各チームのメンバーから声援や拍手が湧き上がり、体育館は熱気に包まれました。

結果、団体戦の優勝は、A組が和歌山西警察署、B組が和歌山東警察署となりました。また、敢闘賞が個人10人に贈られました。

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