【高校野球】和歌山大会3日目、箕島、南部龍神、和歌山南陵勝ち進む

2023年07月13日 18時06分

スポーツ教育社会

和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われている

第105回全国高校野球選手権記念和歌山大会は13日、大会3日目を迎え、 2回戦3試合が行われ、箕島、南部龍神、和歌山南陵が勝ち進みました。

 大会3日目第1試合、シード校の箕島対南部は、連続ホームランなどで中盤に得点を重ねた箕島が、7対3で南部に勝ち、3回戦へ勝ち進みました。
 試合は、1対0と、箕島リードで迎えた中盤の5回、 ここで南部が箕島の
先発・白倉(しらくら)から、6番周家(しゅうけ)のヒットをきっかけに、
2アウト満塁と反撃のチャンスを作ると、2番小松が左中間に落ちる走者一掃の
タイムリーツーベースで、3対1と南部が勝ち越しに成功します。
しかしその裏、箕島がすかさず反撃し4番澤のライト前タイムリーで、
一点差に迫ると、さらに1アウト2・1塁とランナーをおいて、6番白倉(しらくら)がライトへ大会第1号となるスリーランホームランを放って5対3と2点勝ち越します。
勢いに乗った箕島は、続く7番野手(のて)も、大会第2号ソロホームランと、
連続ホームランでさらに1点を追加し、この回5点をとり、6対3とリードを広げました。箕島はさらに終盤の8回にも1点を追加し、結局7対3で、中盤に得点を重ねた箕島が南部をくだし、3回戦へコマを進めました。
勝った箕島は、南部龍神と対戦します。

大会3日目第2試合、南部龍神 対 県立和歌山は、両チームの投げ合いで引き締まった好ゲームを制した南部龍神が、3対1で、県立和歌山に競り勝ち3回戦進出を決めました。
 初回、南部龍神は県立和歌山の先発・吉原(よしはら)を攻め、3番上村(うえむら)が、大会第3号となるツーランホームランをライトに放ち、2点を先制します。中盤の5回、県立和歌山も7番小堀(こぼり)の内野安打をきっかけに、9番白谷(しらたに)のファーストゴロの間に1点を返し、2対1とします。投げては、南部龍神の先発・山本、県立和歌山の吉原・4回から代わった            木野、ともに好投し、1点差のままで迎えた終盤の8回、南部龍神が3番上村のライト線に落ちるヒットをきっかけに、この回から再びマウンドに立った、
県立和歌山の投手・吉原を攻め、1アウト満塁と追加点のチャンスを作ると、
6番末吉(すえよし)が、押し出しを選び、貴重な1点を追加し、3対1と
再びリードを2点に拡げます。
追いすがる県立和歌山は土壇場の9回、4番吉原のツーベースから、
2アウト満塁のチャンスを作り、9番白谷に望みを託しますが、
9回を投げぬいた箕島の先発・山本に、レフトフライに抑えられ、
結局、投げ合いで引き締まったゲームを2点差で制した南部龍神が、
3対1で県立和歌山に競り勝ち、3回戦進出を決めました。
勝った南部龍神は、大会9日目第1試合で、箕島と対戦します。

  大会3日目の第3試合、シード校の和歌山南陵対笠田は、投打の嚙み合った和歌山南陵が試合を優位に進め、13対1・7回コールドで笠田をくだし、3回戦に進みました。和歌山南陵は片岡、笠田は堀と、両エースの先発で始まったこの試合、和歌山南陵が初回、3番松谷の2点タイムリーで先制しました。
 続く2回には、8番片岡がライトオーバーのソロホームランで、3対0とリードします。一方の笠田も、3回9番岩垣(いわがき)が
フォアボールで塁に出たのをきっかけに、2アウト2塁と得点圏にランナーを置くと、ここで3番中井に大会第4号となるライトオーバーのツーベースが飛び出し、3対1と1点差に迫ります。
しかし、和歌山南陵は続く4回、9番作(さく)がエラーで出塁すると、
1アウト満塁とチャンスを広げ、押し出し、さらに、4番上田がセンターオーバーの走者一掃の3点タイムリーツーベースを打ったほか、
6番村井もタイムリーツーベースでこの回5点をとり、8対1とリードを拡げます。さらに勢いづいた和歌山南陵は、6回にも4番上田の大会第5号ツーランホームラン、7回にもさらに3点をとりました。味方の援護を得た和歌山南陵の先発・片岡は、笠田に3回の1点以外の得点を許さず、13対1・7回コールドでシード校の和歌山南陵が笠田をくだし、3回戦に進みました。
 勝った和歌山南陵は、大会10日目第1試合で、那賀と和歌山工業の勝者と対戦します。

大会4日目のあすは、第1試合 那賀対和歌山工業 第2試合 紀北工業とシード校の市立和歌山の2試合が予定されています。あす(14日)もラジオの和歌山放送では紀三井寺公園野球場から実況中継します。

第1試合の様子(紀三井寺公園野球場で)

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