東大先端研・高野山会議開催
2023年07月13日 15時41分
東京大学先端科学技術研究センターが主催する高野山会議がきょう(13日)午後4日間の日程で高野町で開幕しました。
3回目の開催となった今年のテーマは、科学・芸術・宗教の対話が見つめる千二百年後の世界です。きょう(13日)午後1時から高野町の高野山真言宗金剛峯寺で始まった開会式は、高野山の僧侶の声明で始まりました。そして、東大先端研の杉山正和所長が、「1250年の歴史をもつ高野山で異なる分野の文化や科学・芸術が対話・交流し、持続可能な社会を実現するための多様な方向性を議論し、世界に発信しましょう」と挨拶しました。
この後、「和の芸術とデザイン」をテーマに日本の新たな文化の方向性について話し合われました。
今夜6時から、参加者によるレセプションが開かれます。
高野山会議は今月16日まで4日間の日程で開かれ、最終日の16日には東京フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが高野山大学松下講堂黎明館で開かれます。