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和歌山県・JR西日本・日本旅行の3者が協定

2023年07月11日 19時15分

交通政治経済

和歌山県は、JR西日本と日本旅行との3者で観光について連携することになり、きょう(11日)協定書を締結しました。

協定締結後の記念撮影(7月11日・和歌山県庁・知事室)

これは、来年(2024年)が「紀伊山地の霊場と参詣(さんけい)(みち)」の世界遺産登録から20周年を迎えることや、再来年(2025年)には「大阪・関西万博」が開かれることから、県は観光客の呼び込みに力を入れていて、今後、3者が連携して、鉄道を利用した観光をPRするなど、力を入れていくことにしています。

協定書への調印

調印式は、きょう(11日)県庁の知事室で行われ、和歌山県の岸本(きしもと・)(しゅう)(へい)知事と、JR西日本・和歌山支社の富澤(とみざわ・)五月(さつき)支社長、それに日本旅行の小谷野(こやの・)悦光(よしてる)社長が、それぞれ協定書に署名しました。

岸本知事は、紀勢線の白浜・新宮間の利用促進につながる商品開発を要望したほか、3者が連携して県内へ観光客を誘客していくことに期待を寄せました。

JR西日本和歌山支社の富澤支社長は「和歌山の魅力を発信していくと共に、鉄道の旅を楽しんでもらえるよう取り組んで行く」と強調しました。

3者連携が和歌山県が初めてという日本旅行の小谷野社長は「再来年の創業120年に向けて、これまでの知見を活かした商品開発に取り組んでいく」と語りました。

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