白浜町にあるレジャー施設「アドベンチャーワールド」で飼育されている雌のジャイアントパンダの楓浜(ふうひん)が去年に続いて２期目の「交通安全和歌山夢大使」に任命されました。

２歳の楓浜は１年間の任期中、交通安全を呼びかけるための広報活動などに協力します。

交通安全和歌山夢大使は、子どもが事故に巻き込まれず夢に向かって育ってほしいという願いを込めて、和歌山県警が２０１９年に楓浜の姉の「彩浜(さいひん)」を任命し、去年７月に楓浜が２代目となりました。

きょう（１０日）、楓浜には和歌山県警から夢大使の２期目の委嘱状が交付されたほか、横断歩道の形に並べた竹などがプレゼントされました。

県警の出納延計(すいどう・のぶかず)交通部長は「１人でも多くの方が楓浜を通して、交通安全について意識を高めてほしい」と話していました。