串本町で「宇宙シンポジウム」参加者募集中
2023年07月09日 15時47分
来月(8月)20日、串本町で、国内の宇宙関係のビジネスや研究を第一線で進める人たちを招いたシンポジウムが開かれます。これは、和歌山県主催の第5回「宇宙シンポジウム in(イン) 串本」で、日本初の民間ロケット発射場がある串本町で開かれるもので、参加者を募集しています。今回は、来年度、県立串本古座高校に「宇宙探求コース」が開設されることから、それを踏まえ、「宇宙教育」をテーマに開催されます。
シンポジウムではまず、世界初、民間で月面着陸に挑戦したispace(アイスペース)代表取締役CEOの袴田武史(はかまだ・たけし)さんと、宇宙ビジネスの総合商社SpaceBD(スペース・ビーディー)代表取締役社長の永崎将利(ながさき・まさとし)さん、それに、串本町で日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊(きい)」を運営するスペースワン最高顧問の遠藤守(えんどう・まもる)さんが、それぞれ基調講演するほか、東京大学大学院 工学系研究科の中須賀真一(なかすか・しんいち)教授をモデレーターに、基調講演登壇者や、スペースデブリ対策を研究するJAXA(ジャクサ)研究開発部門 研究領域主幹の河本聡美(かわもと・さとみ)さんらをパネリストに、パネルディスカッションが行われます。シンポジウムの運営は、串本古座高校の生徒が行い、生徒による発表なども行われます。
シンポジウムは、来月20日、午後1時から4時まで、串本町サンゴ台のホテル&(アンド)リゾーツ和歌山串本で開かれ、オンライン配信も行われます。参加は無料ですが、来月10日までに、申込みが必要です。現地参加の定員は400人で、先着順に受け付けられます。オンライン参加に定員はありません。
詳しくは、ホームページに掲載されているほか、県の産業技術政策課で問い合わせに応じています。