和県警・学生サポーター委嘱式 12人増え少年非行防止へ

2023年07月08日 18時23分

社会

少年の立ち直り支援や非行防止の街頭啓発などに大学生がボランティアとして参加する和歌山県警察本部の学生サポーターの委嘱式がきょう(7月8日)、県警本部で行われ、12人の大学生が新たに委嘱されました。

和歌山県警の学生サポーター制度は、2010年に始まったもので、今回の委嘱で、学生サポーターの累計数は、284人となりました。学生サポーターの任期は、大学を卒業するまでの間で、現在、現役で活動しているのは50人です。

委嘱式は、きょう午後1時から県警本部で行われ、今回、委嘱される近畿大学生物理工学部、和歌山大学、和歌山信愛大学の学生あわせて12人のうち、4人が出席し、少年課の近藤健(こんどう・たけし)課長から委嘱状を受け取りました。

委嘱式で挨拶した近藤課長は、「非行に走った少年が立ち直るには、家庭や友人関係など、少年に悪影響を及ぼしている環境を浄化する必要があり、自分だけで立ち直れない少年を支える必要がある。学生サポーターの皆さんは、少年たちと年齢が近く、心情を理解し、手を差し伸べられる存在なので、人生の先輩として、少年の立ち直りを支援してほしい」と呼びかけました。

挨拶する近藤課長

この後、出席した学生サポーターが1人ずつ自己紹介し、このうち、和歌山信愛大学3年の雑賀涼羽(さいか・すずは)さん20歳は、「大学で教職を学んでいるので、この取り組みでは、大学での学びを生かして1人1人に寄り添って理解する関わり方をしたい」と語りました。

自己紹介する雑賀さん

和歌山県内では、今年6月末現在、窃盗などの刑法犯で検挙・補導された少年は107人で、去年の同じ時期に比べて18人増えています。また、全国的には、SNSなどで、特殊詐欺や強盗の実行犯を募る闇バイトによる犯罪が発生し、少年がアルバイト感覚で犯罪に手を染める事件が社会問題となっています。

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