【新型コロナ】県の平均感染者数が全国平均を初めて上回る
2023年07月07日 18時06分
和歌山県は、新型コロナウイルス感染者について、指定医療機関からの報告をまとめ、今月(7月)2日までの1週間に新たに感染した人は、359人だったと
明らかにしました。これは、きょう(7日)発表したもので、前の週に比べ105人増え、7週連続で、前の週を上回りました。
また、和歌山県の1医療機関あたりの平均感染者数が7・33人となり、前の週より増えたほか、全国平均の7・24人を上回りました。全国平均を上回るのは、指定医療機関からの報告をまとめて、1週間ごとに公表する方式になって以来、初めてです。
県健康推進課によりますと、前週からの増加幅が、これまでよりも大きかったことや、県の1医療機関あたりの平均感染者数が、全国平均を上回ったことは、注目すべきポイントだが、インフルエンザと違い、国から、感染者数に関する指標などが示されていないこともあり、直ちに、県民に新たな注意喚起をするなどは考えていないとしています。
保健所管内別の1医療機関あたりの平均感染者数は、和歌山市が5・27人、海南が20・00人、岩出が7・67人、橋本と湯浅が8・50人、御坊が9・67人、田辺が7・29人、新宮が2・67人、串本支所管内は0・50人となっていて、前の週と比べると、串本支所が減少、新宮管内が変わらずのほかは、すべて、増加しています。
また、この1週間に、新たに入院したのは44人でした。