【大雨】和歌山県内公共土木施設の被害総額は153億円に

2023年07月06日 16時22分

交通災害・防災

先月(6月)初旬の大雨による、和歌山県内の河川や道路などの公共土木施設の被害総額がまとまり、最終的にはおよそ153億円になったことが、和歌山県のまとめでわかりました。

県・河川課によりますと、大雨による河川の被害は、県が管理するところで397件・80億5779万円、市町村の管理するところでは243件・20億7970万円にのぼりました。

道路の損壊は、県管理道路が51件・18億8450万円、市町村管理道路が210件・25億8320万円となりました。

このほか、県が管理する砂防設備8件で1億100万円、港湾2カ所で6千万円の被害となったほか、橋や公園などでも被害が確認されました。

市町村別では、紀の川市の被害額が最も多く、河川や道路、橋などあわせて49件で10億9010万円となったほか、有田川町(ありだがわちょう)では件数が最も多くなり、河川58件と道路26件のあわせて84件で、被害額は3億6400万円となりました。

このほか、海南市や紀美野町(きみのちょう)、かつらぎ町、広川町(ひろがわちょう)など、北部を中心に被害額が多くなりました。

これらをあわせた、最終的な公共土木施設の被害額は921件・153億7669万円となりました。

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