日高川町で初めてクビアカツヤカミキリの成虫を発見、市民に通報呼びかけ

2023年07月05日 18時23分

社会経済

梅や桜などの樹木を食い荒らして枯らす恐れがある外来種のクビアカツヤカミキリの成虫3頭が、日高川町内で初めて見つかったと、きょう(5日)和歌山県から発表されました。

県では、クビアカツヤカミキリを見つけ次第、捕まえて殺し、最寄りの振興局に知らせて欲しいと協力を呼びかけています。

県によりますと、きのう(4日)日高川町の梅の園地でオスの成虫1頭を見つけたと梅栽培農家からJAに通報があり、それを受けて再調査したところ、さらに梅の園地からオス2頭の成虫が発見されました。

クビアカツヤカミキリの成虫は、先月(6月)26日以来、これまでに御坊市内でオス、メス合わせて6頭が発見され、梅の樹は御坊市内3か所から5本、桜の樹は3か所から6本の被害が確認されています。

県では被害拡大防止のため、成虫が見つかった地点から1キロ圏内にある梅や桜の樹すべての被害状況調査する予定で、クビアカツヤカミキリを見つけた場合、捕まえて殺し、最寄りの振興局に知らせて欲しいと協力を呼びかけています。

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